【クラウドソーシング】仕事を依頼してもらうために重要な3つのコト
こんにちは、siroです。
今回は、前回に引き続きフリーランス関連の記事について書こうと思います。
私と同じようにクラウドソーシング(ランサーズやクラウドワークスなど)を活用したフリーランス活動をしている方の
お力になれればと思います。
前回の記事はこちら。siroってどんな人?というのがわかると思います。
siroexcelvba.hatenablog.com
- クラウドソーシングとは?
- プロジェクト方式の仕事決定までの流れ
- 1. 依頼内容を正確に把握しよう - スピード重視 or 品質重視
- 2. 適切な金額を設定しよう
- 3. 応募内容を見てわからない部分は遠慮なく質問しよう
- 最後に
クラウドソーシングとは?
ネットを使って不特定多数の人々に業務を外注するサービスです。
作業は基本的にリモートワークで、クライアントの求めていることに対して要件(何を作りたいか?)をヒアリングし、
その要件を満たすものを提供するというお仕事です。
様々な方式があるのですが、私はシステム屋さんなので
「プロジェクト方式のクラウドソーシング」についてさらに深堀してご説明させていただきます。
プロジェクト方式の仕事決定までの流れ
プロジェクト方式の場合は以下のような流れで仕事を行います。
1. 顧客 :顧客が依頼したい作業を文章にし、クラウドソーシングサービスに応募依頼を行う 2. 開発者:応募依頼を見た開発者が内容を確認し、金額、納期、メッセージなどを添えて依頼に対して提案を行う 3. 顧客 :複数の提案内容から、金額、納期、提案内容、提案者のレベルなどを加味して依頼者を決定する
ここで重要なところは
3. 顧客 :複数の提案内容から、金額、納期、メッセージ内容、提案者のレベルなどを加味して依頼者を決定する
ここですね。
複数の提案者がいるわけですから、
どうやればたくさんの提案者の中から自分を選んでもらえるか?をしっかりと分析し、選んでもらうための提案を戦略的にしていく必要があるわけです。
以下で、意識し始めてから案件獲得率が格段にアップした3つの方法に関してご紹介させていただきます。
1. 依頼内容を正確に把握しよう - スピード重視 or 品質重視
私は提案する前に、まず以下の内容を確認します。
・上限金額
・納期
・応募内容
こちらを確認し、まずはスピード重視なのか品質重視なのかをざっくりと認識します。
その上で以下パターンに分けて提案を行っています。
パターン① - スピード最重視案件の場合
この場合は、
本当にこの人に依頼して素早くできるのだろうか?
ということを顧客が気にしているので以下のような提案方法をとっています。
1. 要件の簡易版(見て動作が簡単にわかるようなレベル)のサンプルを可能な限り早く作る
2. 提案文を送るときにサンプルを添付して、実力を示す
速度を重視しているわけですから、応募依頼を出してからの速度がかなり重要ですね。
とにかく早くサンプル作って提案をしています。
パターン② - 品質最重視案件の場合
この場合は、
本当にこの人に依頼して、良いものができるのだろうか?
ということを顧客が気にしているので以下のような提案方法をとっています。
1. 同じような実績に関して紹介できるレベルのものを作り、youtubeなどで動画を見せれる状態にしておく
2. 実績の紹介(動画)、仮納品後最終納品を行う形式に関して提案内容に記載し、提案を行う
※以下はWEBスクレイピング案件だった場合のサンプルです。抜粋して記載しています。
■今までの実績 〇WEBデータ抽出(スクレイピング) ・Google検索結果取得 https://youtu.be/oE9sxAgnRRM ・ランサーズ過去案件取得 https://youtu.be/hLEhtOv-6wU ■依頼後の作業の流れ ① 要件ヒアリング ➡こちらは、実際に作りたいものを詳細確認する作業です。こちらから質問させていただきます。 ② 製造・テスト ➡要件ヒアリングの結果をもとに、実際に製造(プログラミング)を行います。 ③ 仮納品 ➡一旦仮納品させていただき、動作に問題がないか?細かい部分などについてご確認いただきます。 ④ 修正 ➡仮納品後に指摘事項があった場合は、修正させていただきます。 ⑤ 最終納品 ➡修正完了後、内容に問題がなければ最終納品となります。
品質を重視しているわけですから、実績と信頼感がとても大事ですね。
そもそも実績がなかったら、こんな提案できないんじゃ・・・
と思う方もいるかもしれませんが、実績が現時点でない場合でも以下のようなことをやれば、
上記のような提案ができるようになります。
1. 格安でとにかく仕事を請け負い実績を作る。
極端な話、10000円で募集している案件に3000円で提案を行い、安さを武器に案件をまずは勝ち取ります。
その後、「え?こんなに安くてここまでやってもらえるの!?」と驚いてもらえるような、品質を提供し実績を作ります。
2. 過去案件を確認し、どのような技術が求められているか確認した上で、サンプルを作る。
仕事を請け負わなくても、過去案件を眺めているとなんとなくどんな技術が求められているか確認ができるので、
それを自分が請け負ったつもりでサンプルを作るというのも一つの手です。
案件が今まで多いということは、この先も同じような案件が募集される可能性が高いので、そのための準備を行うという作業ですね。
遠回りのように思えるかもしれませんが、私の場合は上記のような方法を実践して、
案件獲得率が格段にアップしました。
1は少しずるい方法な気もしますが、ランサーズはアカウントのランクが顧客に表示されてしまうため、
実績がないとそれだけの理由でメッセージを見ない方も多いと思ったので、アカウントの信頼度を上げる意味でも、
数回やってみると良いと思います。
2. 適切な金額を設定しよう
納期、提案内容ももちろん重要なのですが、それだけでは依頼されない場合があります。
それは、開発における金額設定です。
顧客からの応募は基本的に
5,000 ~ 10,000
など、範囲が決まっていますので、基本的にはその範囲内で提案が必要です。
提案の金額は自分の実績をどのぐらい証明できるか?作業にどのぐらい工数がかかるか?
で決定したものを提示しています。
3. 応募内容を見てわからない部分は遠慮なく質問しよう
顧客は困っていることを載せて応募依頼を出します。
ただし、その内容を見て必ずしも開発する側が理解できるとは限らないです。
思っていることが文章に書かれていないケースや、本質的な作業が書かれていないケースなど様々ですが。
そういった場合は、遠慮なく質問をしています。
提案内容だけで理解できなかったのか・・・と失望されるケースは稀ですし、何よりも自分が開発する内容がよくわかっていないまま提案するのは、開発側、顧客双方のためにもなりません。
また、質問をするときは
〇〇は△△という認識であっていますか?
と確認するような形で質問をします。
内容をしっかり確認した上での質問ということが伝わらなければ、
質問せずに提案している人を優先したほうが良いと判断される可能性もあると思いますので。